オープニングからもうびっくり。化学物質を連呼する歌に不思議なダンス。イケイケでサイケデリックで、そしてあからさまなメッセージ性が強烈。もはやカルトムービーの域。
「ヘドロから生まれたからヘドラって言うんだよ!ね、パパ!」なんていう健ちゃんの純朴さが、合間に挟まれるイラストの不気味さやヘドロに飲み込まれていく様子のグロテスクさを際立たせる。
なんとなくゴジラというと重厚で硬派なストーリーと伊福部昭の音楽をイメージしてしまうしそれを求めて観てしまうけど、これはとても挑戦的な作品だな。そういうの大好き。
ゴジラ、おまえそうやって飛ぶのか、、、