ゴジラ対ヘドラの作品情報・感想・評価・動画配信

「ゴジラ対ヘドラ」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

https://umemomoliwu.com/godzilla-vs-the-smog-monster
たくや

たくやの感想・評価

3.3
幼少期以来の再鑑賞!
ゴジラシリーズの中で異色と言われている作品。久々に観て…ほんと無茶苦茶だなって思った🤣

まずなにより人間があっさりさらりさらっと死んでいく。名もない登場人物がバカスカww驚くほどに。ヘドラ怖いよ((( ;゚Д゚)))
でもわざわざ猫を生かしたシーンがあるのは製作陣のむしろ動物愛を感じる。
人間にだけ酷いことをする作品です(笑)

ゴジラのBGMも特殊。怖いというより、コントみたいな音。いちいち笑いそうになるww

この作品の中で一番秀逸なのは公害をテーマにした主題歌『かえせ!太陽を』
歌詞が印象的すぎる!
麦斗紺

麦斗紺の感想・評価

5.0
何回観てもシビれる!
ゴジラシリーズの中でも最も異色な作品
ヘドラもめちゃくちゃ怖いし人間も狂ってて怖い
ヘドラは観るたびにクセになっちゃうんだよな
サカナ

サカナの感想・評価

3.6
映像も主題歌も最高にサイケ。
ヘドラのビジュアルと設定はめちゃくちゃ好きだけどメッセージ性を押し出しすぎてちょっと説教臭い気もしたり。面白いけどね。
kouki

koukiの感想・評価

-
まじ映像も音楽もアヴァンギャルドで癖になる……。しかし『ゴジラ』シリーズの本質を少年の作文で示すとは。
taaaaaaa

taaaaaaaの感想・評価

2.8
自分は説教系が苦手なのでこちらはダメでした。サイケな感じは嫌いじゃないんだけど。
1971年公開。公害問題を取り上げている。サイケデリックの流行も反映されていて、好き嫌いは分かれるかもしれないけれどインパクトの強い映像。

「アンチヘドラ酸素マスク発売中」からの「富士市西南部はほとんど壊滅に近い状態であります」の流れはカッコよすぎだと思いました。アニメーションを使った場面転換がおもしろい。
ゴジラの低迷期に作られた意欲的な第11作目であり、非常に評価が分かれる作品。マニアには好評ですが、ゴジラ映画に何を求めるかによって評価が変わるでしょう。テーマは「公害」です。

前作『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』(1969年)で子供向けに大きく舵を切り、低予算ながらドラマパートを頑張りました。でも、興行的には不調だったのでしょうね。今回は社会派に振ってきました。

いきなり主題歌の『かえせ! 太陽を』(麻里圭子 with ハニー・ナイツ & ムーンドロップス)がイカしてます。「水銀、コバルト、カドミウム、鉛、硫酸、オキシダン」ですよ。公害がテーマとはいえ、すごい歌詞!この曲はキノコホテルもカバーしているので、その筋の人には有名ですよね。ちなみに、麻里圭子はアニメ版『サインはV』の主題歌も歌っています。

前作は人間のドラマパートがメインでしたが、今回は怪獣パートがメインです。公害から生まれたヘドラが主役と言ってもいい。これまでのゴジラ映画の怪獣と違って、造型がかなりユニークです。ドロドロ。これはこれでボクはカッコいいと思います。ただ、低予算だからかなりチープな出来。本作のヘドラより、アクションフィギュアの方がカッコいいです。

低予算をカバーするために様々な工夫もされています。アニメーションを導入したり、サイケデリックな映像を挿入したり。子供向けに振り切った前回と比べて、アヴァンギャルドな感じがします。金がないなら工夫するしかない!みんな貧乏が悪いんだ!😢😢😢

意欲作だとは思うのですが、マニア向けですね。お金がないなりに工夫している部分が見どころかと。しかし、普通の映画ファンにはお勧めできないかなあ。

テーマはいいのですが、怪獣パートをメインとしたためにストーリーの筋がはっきりしていない。キャラクター造形も怪獣ヘドラのキャラははっきりしていますが、それに対するゴジラの立ち位置が明確ではない。だって、今回ゴジラが人類を救う道理はないんですよ。最後に人間に睨みをきかせますが、そもそも人間を救うのはなぜ?映画に必要なテーマ、ストーリー、キャラクター造形がしっかり立っていない。小手先の創意工夫だけ。それが好きな人にはいいのでしょうけど。
公害問題など、わかりやすくこわーく表現
煙吸ってでかくなるシーンは怖すぎる
ゴジラ頭良すぎ

所々実験映像的な描写があり、とても好みでした
Jefferson airplane など、60年代のライブ映像で見られるOHPによるカラーインクvj が出てきたり、ヒッピー的な描写もありよかった

人間の無力さと、クソさを教えてくれる
結局ゴジラに頼りまくり
そして飛ぶ…!
backpacker

backpackerの感想・評価

4.0
ゴジラシリーズ第11作

【作品情報】
公開日  :1971年7月24日
作品時間 :85分
撮影   :シネマスコープ
監督   :坂野義光
制作   :田中友幸
脚本   :馬渕薫、坂野義光
音楽   :眞鍋理一郎
特技監修 :中野昭慶
出演   :山内明、川瀬裕之、木村俊恵、麻里圭子、柴本俊夫、吉田義夫、ほか

【製作舞台裏等概要】
ゴジラシリーズでも有数の強敵"ヘドラ"は、1960年代後半から日本社会における大問題の〈公害〉をテーマとした作品である。

公害モチーフの怪獣のため、非常に生々しく汚らしい、海上のゴミやヘドロの描写が目につくが、それらを際立たせるのはアバンギャルドな演出効果がゆえである。
サイケデリックな色調、スプリットスクリーンによる群集表現、ヘドロに沈み泣く赤ん坊。
幼少期に見ればトラウマになること間違いないような、過激な描写が連続する、非常に前衛的作りである。

監督の坂野義光は、本作が長編監督デビュー作であり、単独監督作品は本作のみである。
「ゴジラが放射熱線で空を飛ぶ」という、多作にない唯一のアイデアを映像化したところ、田中友幸プロデューサーの怒りを買い、特撮監督業を出禁とされた。
このため板野監督は、以降作品が作られていないのだが、「ヘドラ第二作企画」含め、新たな自身のゴジラ作品製作を検討しており、東宝に対し「ゴジラを3D化する権利」を取得していた。
これが後に、2014年ハリウッド版『GODZILLA』にてエグゼクティブ・プロデューサーとしてクレジットされる原因となるのである。


【作品感想】
前半のサイケ&ロックンロールな映像世界は必見。
「水銀コバルトカドミウム〜♪」のテーマソングも、耳に残って離れない中毒ソングも必聴。

ヘドロに浮かぶマネキン、徹マン中のサラリーマンがヘドロに沈んで死ぬ姿、ヘドラが空を飛んで行った後に残される白骨死体(ヘドラは体内から硫酸ミストを放出するため、金属は錆び、人は肉を溶かされます)等、超過激で攻めまくりの展開が心に刺さります。

残念ながら、予算が無くなってしまった都合上、後半は完全に失速し、イマイチな映像となってしまいますが、ゴジラとヘドラのバトルシーンの凄惨さは凄まじいインパクトがあります。
右手が溶かされて骨が覗いたり、顔が爛れたりといった、ゴジラが満身創痍になって戦うなんて、実に強烈です。
それでいて、ゴジラが人類に対して見せる諦念を感じさせる姿や、文字通り"背中で語る"様子からは、「人間って救い難くて愚かな生き物だわ……」と、内心自己嫌悪で落ち込むほどです。

陰惨で不気味で重苦しい怪作、是非ご覧いただきたい名作です。
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