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ガーダ パレスチナの詩のSngのレビュー・感想・評価

ガーダ パレスチナの詩(2005年製作の映画)
3.5
日本人女性監督が撮るパレスチナのガザ地区に住む女性たち…という前提から既に1歩抜きん出てる。封建的な国にあって、家族の反対を受けながらも新しい価値観で生きる23歳の女性ガーダを35歳まで10年以上にわたり追った気合い入ったドキュメンタリー。

結婚・出産し平和に暮らすことを望むも不幸なことに対イスラエルの第二次抵抗運動が始まり、街は破壊され、多くの命が失われていく。カメラはいつ巻き込まれてもおかしくないぐらいの近距離でその運動を捉えていて、驚く。すごい緊張感。

この監督、古居さんと出会ったことで、ガーダはジャーナリズムに目覚め、新たな人生を歩みだす。ステキだ!
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