「史上最低の映画」という魅惑の肩書きは伊達じゃなかった。
◎ステンレスの灰皿を逆さにしたタイプの円盤が揺れながら飛んでいくのがかわいい
◎島木譲二似のゾンビがそこはかとなく笑いを誘う
◎昼夜の別や距離感があまりにわかりづらく没入はできない
◎地球人は愚かなものであるという視点がある
◎同時に「人間はなかなか賢い」「いずれ全宇宙を滅ぼす存在」という人類優生的思想も見え隠れする
◎宇宙人は、地球人が自分達の存在を認めないことに苛立ち、ゾンビを生み出すことで認めさせようとする謎設定
◎宇宙基地にゾンビが侵入してむしろ新鮮
◎「プラン9」と呼ばれる作戦により、ゾンビと化した地球人はなんと3名。少なすぎる。