プラン9・フロム・アウター・スペースの作品情報・感想・評価

「プラン9・フロム・アウター・スペース」に投稿された感想・評価

95年ぐらいだと思うのですが、ティム・バートンの「エド・ウッド」が公開され、その流れで映画秘宝のムック「エド・ウッドとサイテー映画の世界」が出版されて、高校の頃読みふけってB級C級Z級映画の愉しみに開眼していったわけなんですが、本家本元であるエド・ウッドの映画を今日にいたるまで見ていなかったという怠慢(?)を僕はしでかしていたのです!そして20数年の時を経て今日ようやく目にすることができたというわけなのですが、まあ別に見なくてもよかったか・・・という期待通り(?)のトホホな作品でした。しかしまあ後にロジャー・コーマン一派なんかがたくさん作り上げてったエクスプロイテーション映画史の原点とでもいうべきものを確認できたという意味では、一応意義ある映画鑑賞の時間であった・・・かもしれません・・・
1SSEI

1SSEIの感想・評価

2.0
天下に綺羅星のごとく輝くクソ映画の金字塔

満を持してみた結果、舐めてた
一周回って面白いも超えて、どこからどうつっこんだらいいのかわからないよ
中々掴ませてくれない合気道のような映画で、しかも強い。なにがどう酷いとかそういうことじゃねえんだよ

お皿とボウルとアルミホイルみたいなUFOはわかりやすくダメでありがたいんだけどそんなイージー級のクソ感はむしろ少ない

情熱だけで才能も予算もないとこんなことになってしまうのか
反対に情熱さえあれば半世紀先にも残ることもあるんだなあ
sonozy

sonozyの感想・評価

2.0
ティム・バートン監督の『エド・ウッド(1994)』を見て、実際の"史上最低の映画監督"作品がどれだけサイテーだったのか的な期待高めで見ました。

"Plan 9 from Outer Space"と、タイトルはややいい感じ?ですが、これはもう、映画に興味を持った中学生(いや小学生か)がテキトーな材料と知人やらを寄せ集めてがんばって撮ったよ!レベルの作品でした。笑

まず、UFO(というか空飛ぶ鍋蓋or銀の灰皿)のチープさがスゴい。母艦も。
セットはダンボールやらカーテン多用、セットの流用当たり前。
特に飛行機のコックピットのテキトーっぷりは爆笑です。

当時、既に亡くなっていたベル・ラゴシさんは生前撮ってあったフィルムを使ったようですが、ゾンビとして蘇る以降は、マントで顔をほぼ隠した代役(のつもり)を使ったり。

で、円盤に乗っているのが宇宙人なのかと思いきや、チープな宇宙服コスしたフツーの人が3人。

タイトルの「プラン9」というのは「ゾンビ攻撃作戦」のことなんですが、しょーもない地球人を征服するべく、地球の墓地に眠る死体を遠隔操作で電気で操ってゾンビとして蘇らせて人間を襲わせる的なもの。とりあえず3人がゾンビになります(少ない)。

怪奇女優「ヴァンパイラ(メイラ・ヌルミさん)」が見れたのと、本人は真剣に作ったであろうエド・ウッド(Edward Davis Wood, Jr)監督に敬意を表して、ポジティブな意味で?2点を献上させていだきます。
積鯨

積鯨の感想・評価

2.3
ティムバートンのエドウッドを見て、気になったので鑑賞。常時疑問符を浮かべながら見るのは苦痛とも言える。だがラストのメッセージだけは少し面白い。一見滑稽にも見える宇宙人の問いかけも、文明が違うからこそのすれ違いと捉えれば、何とか解釈出来るかもしれない。しかし、他人にオススメできる映画では無かった。マニア向け。
1000

1000の感想・評価

1.0
映画史に燦然と輝く空前絶後の駄作SF。
学級崩壊したクラスの学芸会レベル。

コメディとして観るなら★2.0。
前衛カルト映画として観るなら★1.5。
『プラン9・フロム・アウター・スペース』として観るなら★5.0。

しっかし、逆張りでこれに★5.0つけるような大人にはなりたくない。

このレビューはネタバレを含みます

メモ
恐らくエド・ウッドにしか作れないであろう駄作。そういう意味では凄いのかもしれないが、とにかく脚本にしまりがなく、宇宙人が死体をコントロールしていて自分が襲われるところなどは失笑もの。でも妙に憎めない、愛嬌のある作品でもある。
ティム・バートンの『エド・ウッド』はこの映画が完成し、ウッドが結婚するところで終わっているが、確かに監督としての個性が一番炸裂した作品と言えるかも。
川本凌

川本凌の感想・評価

2.0
酷すぎる。
「宇宙人の存在の秘匿」「人間による兵器開発と破壊活動」という大仰な題材はあるものの、そこにゾンビ的な要素も無理矢理ぶち込まれたことで、結局なんの話なのかさっぱりわからん。
あと、せっかく軍の迎撃シーンとか舞台はしっかりしてるのに、全部ナレーションで説明するのはいかがなものか。
チープなUFOは一周回って好き。燃えながら飛んでくシーンは笑った。
まあ、そういうとこも全部含めて歴史的に大きな価値のある映画なのは間違いない。
UFOで飛来した地球外生命体が、人間の遺体を再生することにより使役しようと企む。地球人と宇宙人のコンタクトを描いている、空想科学映画。本作がベラ・ルゴシの遺作となる。

ブードゥーとは異なるベクトルから人間のゾンビ化を描いており、人間の凶暴性を利用しようした宇宙人側もまた、同時に危険にさらされてしまうというモチーフが面白い。

作風は「ザ・低予算SF」を地で行くモノ。「ギンギラギンな服を着て、それっぽい機械をカチャカチャやれば、SFっぽくなるんじゃね?」的な発想が全編に迸っている。有り物で作られた簡素なセットの中で、役者が与えられた仕事を淡々とこなしていく光景に、そこはかとない感動がある。

取って付けたような反戦メッセージが盛り込まれており、地球人の過熱化する破壊行為を危惧するところもグッド。宇宙人の母船内部が、出来損ないの社員だけで構成されている、零細企業にしか見えないのが愛らしい。
dude

dudeの感想・評価

3.0
ベラ・ルゴシが亡くなってしまったので代役、編集、ナレーションでなんとかした(なってない)という本作。シーンによって本物と代役が入れ替わり同じカットが何度も使い回されるのが妙に味わい深い。エド・ウッド脚本も『怪物の花嫁』より理屈っぽく、かつ意味不明。もはやこの作品の存在自体に高い価値があることは否定しようもない。ヴァンパイラも出てるし。
観る前から分かっていたことだがルゴシが家から出てくるシーンには感激する。「老人は家を出て2度と戻らなかった」とさ。
(精神的に)ハードSF。
『勝手にしやがれ』『大人は判ってくれない』『北北西に進路を取れ』と同じ製作年度の作品というのが一番恐怖。
ワカンダ王国の挨拶はこれが元ネタだったのか。(白目)
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