このレビューはネタバレを含みます
この車を売ればあと10人救えた。
このバッジとあと1人交換できたかもしれない。
と泣くシーンで私も涙が込み上げてしまいました。
最初は差別を問題視していたわけではないけれど、差別的思考が彼自身の中にはなかっただけだった。
利用できる部分をビジネスに繋げようとしていただけなのに、目の当たりにしていく信じ難い光景の数々に、最後あんな言葉と共に涙するなんて。
「これは善のリストです」
と会計士が言った時、オスカーがすでにもっと救えたんじゃないかと自分を責めてしまいそうな未来を感じて、胸が苦しかった。
観たい観たいと思っていて観てなかったけれど、やっと観てよかった。