いちお

シンドラーのリストのいちおのネタバレレビュー・内容・結末

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1939年、独軍占領下のポーランド・クラクフでユダヤ人迫害が行われる中、ナチ党員で実業家のシンドラーは戦時下で利益を上げるため、同市に工場を作る。初めは利益一辺倒の彼であったが、激化する殺戮に鑑み、雇用による人命救助に身を投じていく。


銃撃シーンのリアルさが凄い。本当に打ってるんじゃないかっていう。演者の演技も含めて、ホロコーストを目の前で再現しているかのような臨場感がある。
しかも本作は結びにもあった通り、犠牲になったユダヤ人への追悼、というメッセージ性が強くあって、後世に受け継がれるべき名作ではないだろうか。
最初は利益と自分の安全しか見えてなかったシンドラーが、最後には「あと1人救う努力が足りなかった」と泣き崩れる。人間味溢れるナチ党員もいたんだな。
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