このレビューはネタバレを含みます
いやぁ〜〜いい映画だった。
内容が相当重いしかなり胸糞が悪い展開が多くて「許せねぇぜ……ナチスドイツ!!」となる
白黒映画だからな〜なんかな〜という気持ちで避けてたけど白黒映画だからこそ主人公の心情に関わるシーンのところで赤い服の女の子を出すっていう手法使ってるのすげ〜〜!となった。カラー映画だと赤い服の女の子が歩いてるところもここまで目立たないだろうし凄く印象に残るシーンになった……
ただ白黒映画だからって言う見辛さもあると思うけどシンドラーさんとゲートを見間違うところがちょいちょいあって「あれ?この人いま人殺した?」みたいに混乱してしまった。
シンドラーのリストにある名前を言うシーン……
シュターンとお酒を飲むシーンが凄く良くて泣いてしまった。
シンドラーさんがラストに「この車で4人救えた、このバッジで2人救えた……」っていうのは若干の「泣かせたろ!!!」みたいなくどさを感じだけど貰った指輪に彫られた言葉はマジでジーンときて泣いてしまった。
最後の実際の人たちのお墓参りもちょっと良いシーンだけどちょっと「この撮影のために全員呼んだんかな?」みたいに考えちゃってダメだった。
でもこの映画を観て本当に良かったと思える内容だったし自分と同じく古い映画だし白黒だし、長いしって敬遠してる人居たらぜひ観てほしいと思った。
本当にいい映画だと思う。