イクマル

シンドラーのリストのイクマルのレビュー・感想・評価

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
4.8

こんな人が実在したことに感銘を受けた。
やっぱり人間捨てたもんじゃないのかも。
シンドラーがザ聖人って感じじゃないのも
よかった。
世の流れに流されず、自分のしたいことを
いいと思う方法でやり遂げるところ、
本当にかっこよかった。
世の中の経営者、みんな見て欲しい。

だいたい映画で泣く時って、登場人物に感情移入して泣くんだけど、この映画に関しては、特段事情を知らない人たちが迫害される、ホロコーストの状況を淡々と映してるだけなのに、苦しくて悲しくて泣いた。泣きながら、絵や音で泣くことってあるんだ...って思った。それだけ感性に訴えてくる映像だったんだなあ。

ゲットーに押し込められているユダヤ人ってところで、ガザ地区に押し込められているアラブの人たちを思った。現在イスラエルは押し込めてる側だと思うけど(詳しいことはわからないし、実情もわからない、過去の戦争や他の国も関わってると思う)、どう思うんだろうか。イスラエルはやられたからやり返しているっていう大義名分があると思うけど、勿論ホロコーストとは全然違うけど、けど、たくさん人が死に、傷つけられていることは確かだよなあ、と思った。どうしたら人間は戦争をしなくなるんだろうか。

めちゃ重い映画で、苦しいけど、
とにかくリーアムニーソンの虜になるので、
リーアムニーソンの全てに惚れるので
全人類に見て欲しいです。
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