「この車であと10人救えた」「この金のバッチであと2人救えた」努力していれば…、無駄遣いしていなければ…
とユダヤ人を1100人救っても彼にとって大切なのは数ではなく、危険にさらされている命。
オスカーシンドラーの戦略、考え方、冷静な判断が器の大きさを感じさせる。
赤いコートの女の子についても、一切言葉がない。
こんな幼い子の命まで奪われてしまう。
戦争は人間を人間でなくしてしまう。
『戦場のピアニスト』のようにユダヤ人がどのような状況に置かれていたのか選別、シャワー室の様子なども丁寧に描写
『ハクソーリッジ』のように、あと1人でも多くの命を救いたいという行動
『ニコラス・ウィントンと699人の子どもたち』のように、彼が救った命が後世に繋がる描写
3時間、退屈になることがない!
さすがスピルバーグ!!
*メモ
1939.9 独、二週間でポーランドを制する
1943.3 ゲットー解体