Volvicinema

7つの贈り物のVolvicinemaのレビュー・感想・評価

7つの贈り物(2008年製作の映画)
3.9
話が理解できず、彼の謎の行動に疑問ばかり生まれた序盤だったが何故だか引き込まれ、夢中になって見ていた。自分の犯した過ちを悔い、彼の選んだ決断は、生きて償うというのが正論だとも言えるが、彼なりの、彼の望む決断だと考えれば、正解なのかなとも思える。命はその人本人だけのものではなくて、家族、恋人、友人のものであるから、そう考えると彼の行動が果たして良かったのかとも思える。七つの贈り物の意味が分かった時、彼のおかげで他人の人生に光が差した時、自然と涙がこぼれました。賛否両論ある作品だと思うが、自分には良かったかな。