よる

カーズのよるのネタバレレビュー・内容・結末

カーズ(2006年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

大好きな映画です。カーズは1作目がとても好き。


マックィーンって、普通に見てたらただのナルシストにしか見えないけど、ダートで何度も練習してる姿とか、昔からの夢なんだって語ってる姿からすごい努力家なのが伝わるし、レースが本当に好きなんだなって思った。


メーターが「ヘリコプターに乗せてくれ」って言った時はまだ、優先順位の1番上にあるのはレースだったんじゃないかな。

2度目のレースで最初のレースと比べて動揺していたのは、憧れだった舞台で輝きたいって”自分のため”の目標が揺らいだからだと思う。レースのことで頭がいっぱいだったのに、サリーのことが頭をよぎるのも、皆の顔を思い出してしまうのも、それだけラジエータースプリングスが心地いい場所だったんだろうね。借り物みてぇな言葉だけど、多分本当の幸せを見つけられたんだよ。


あの時止まったのも、「ドックにトロフィーなんてただの置き物って教えて貰ったから」とか「ドックと同じ思いをして欲しくないから」とか単純な事だけじゃないんだよ。昔からの夢を追いかけて、努力して、あと一歩のところで止まれるマックィーンは本当に凄いと思うよ。

ガレージでマックィーンが見つけたドックの3つのトロフィー見た時は「え、え、え、すげぇ。かっけぇ。」ってなったはずなのに、最後チックの横に置いてあるトロフィーは本当に置き物にしか見えないの不思議だよね。

ライトアップのシーンがすごく好き。ネオンの反射エグすぎ。曲も最高。曲選が最高だよ。あとグイドとルイジが可愛いから5周くらいして彼らを見て。タイヤ変えたいな〜チラってするマックィーンの後ろからひょっこりする2人(2台)可愛すぎるから見て。ライトアップ中もニコニコしながら縦揺れしてんの可愛いから見て。


ドックもサリーもマックィーンもあの場所に救われたんだろうな。私も住み着きたい。車だとあなどるなかれ。ボロボロに泣けるから。
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