もじゃを

ピープルvsジョージ・ルーカスのもじゃをのレビュー・感想・評価

2.5
EP8を観てからむこう、SWサーガに対する感情がグッチャグチャになってしまっていて、過去作はもちろん、とにかくSWの情報を掘って掘って掘りまくる毎日。いったい何を求めているんだか。


そんな中で、観なきゃ観なきゃと思いつつ、今日にいたってしまった本作。

海の向こうの俺たちが嬉々として作品愛を語るところで心に謎のキズを負ったり、特別篇とEP1を公開したルーカスへの反応もその程度にしておけと思いつつも気持ちはすごく分かったり。

この映画、どっちがダメでどっちがいいだとか白黒をつけないところが非常に評価できる。
徹底的に、意図的に、そこから避けている。それはオタと作り手のあり方もそうだし、それぞれの人生についても。
だから非常に居心地のいい空気感がゆるーりと流れ続ける。
オタのルーカスへの攻撃は過剰だけど微笑ましい。不思議。

SWファンじゃなくても何かのオタという人にはぜひ観てもらいたい快作。



だけど、SW本編じゃないから星3つ!
スイマセン!本編を超えてもらうワケにはいかんのだ!
もじゃを

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