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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチの探偵のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

▼流れ
・派手な格好でロックを歌うヘドウィグ
・かつらを被ろうとするパートナー。盗作の裁判中
・ヘドウィグの過去。父を追い出す母、グラムロックとの出会い
・アメリカ軍の大佐との出会い。アメリカへ渡るために性転換手術を受けるものの性器が一インチ残る。ヘドウィグの傷であり、大佐は新しい男を作って去る
・トミーとの出会い。幸せな時を過ごすが一インチが原因で拒絶される
・バンド仲間が去っていく
・トミーと再会。交通事故
・復活。

▼メモ
・ヘドウィグの生地は東ドイツのベルリン。ベルリンはデヴィッド・ボウイの三部作が作られた地であり、彼の伝説のライブが行われた地である。ボーダーとしてのベルリンの壁もある
・つぎはぎだらけのヘドウィグ
・自由と性は引き換えなのか
・ヘドウィグを拒絶したトミーが、ヘドウィグの曲を歌うのはなぜ
・プラトンの饗宴的な性の誕生譚に、ギリシア、ゲルマン、インドの神話がボーダーレスに混ざる
・トミーの額の十字架は罪、負い目の象徴なのだろうが
・永遠の愛と自己の肯定。あらゆる境界の統合
・胸に仕込んでいたトマトと母に投げられたトマト
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