ゆめの

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチのゆめののレビュー・感想・評価

4.4
マイノリティを感じたことのある人に寄り添ってくれる

愛を探した果てに辿り着く自己統合とは、仮面を外して裸になること
生まれたての身体には戻れなくても
失楽園から楽園を再創造することができる
魂のかたわれは、常に自分の中に在ることを教えてくれる

縫ってはほどけ、縫っては崩れ、縫っては剥がれて決して塞がらないと思っていた繊細な傷口は、化膿せずに時間をかけて再生し、跡すら愛おしいと思わせてくれる
ゆめの

ゆめの