2001年公開
監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
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旧東ドイツ出身の性転換ロックシンガーが、”完全な自分”を目指して自分の片割れを探してさまようお話。
すばらしいストーリーと楽曲。特に、曲と、詩が、すばらしくてすばらしくて。ヘドウィグがたどってきた数奇な運命と、奥にある、ただただ普遍的でピュアな心の乾きが、泣けました。
ありのままの自分が、そのままで完全なんだという、ラストと、エンドロールで再び流れる「愛の起源」が、見事。映画化ミュージカルの大成功例だと思います。
曲が、よかったなあ。なにしろ。
2012年12月27日