ヒッポリタ

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチのヒッポリタのレビュー・感想・評価

4.3
男と女、国と国。
全ての狭間に立ち概念を打ち破る存在、ヘドウィグ。
魂に性別なんてない。
誰もが、存在しない片割れを探し求めてしまう程に人生は孤独なものだ。

自分と相手の弱さを認め受け入れ、本来の自分自身に戻って、そこからまた新たな人生が始まる。

ジョン・キャメロン・ミッチェルの慈愛に満ちた眼差しが美しい。