水の湧き出る処

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチの水の湧き出る処のレビュー・感想・評価

4.3
▶性的マイノリティに踏み込んだロックミュージカル。ロックに乗せた魂の叫び。

東西冷戦下の東ドイツで生まれた少年ハンセルは、アメリカに渡ってロックスターになる夢を実現しようと、性転換手術を受けて米兵と結婚。ヘドウィグと名を変える。渡米してすぐに米兵から捨てられながらも、ロックバンドを結成するヘドウィグだったが…

▷アングリーインチとはなんだろうと思いながら見始めました。途中でその経緯と歌を聴き納得。作中の歌はヘドウィグの人生そのものだった。ロックを愛したくなる作品。(2018.10.15)
セクシュアリティにフォーカスを当てていて、直接的には性的マイノリティとしての生きづらさについての映画なんですけど、それ以外の人にも刺さるものはあるはず、CDを買ってオリジンラブも何度も聞きました。あと、曲がロックとして完成されてて、はちゃめちゃにかっこいい。(2019.9.29)