たな会No02

博奕打ち 不死身の勝負のたな会No02のレビュー・感想・評価

博奕打ち 不死身の勝負(1967年製作の映画)
3.5
鶴田浩二がヤンチャでした。最初は爆弾の常と称してヤンチャしますが、石山健二郎との出会いで沈静化してしまいます。鶴田浩二らしからぬヤンチャっぷりが続いて欲しかったので少しがっかりしてしまいましたが、後半いつもの渋い鶴田浩二が戻ってきて安心した私もおりました。最後の、山を掛けた石山健二郎と若山富三郎の博奕シーンはハラハラドキドキです。賽の目が映るのですが、ルールも役もわからんのでどっちが勝ったかわからんのです。どうやら石山健二郎が負けて自殺してしまい、鶴田浩二がその仇を打つためラストはもちろん弔い合戦です。博打でケリをつけずに爆弾の常が舞い戻り、ヤンチャして締めます。なかなか乙でした。