まこと

殯の森のまことのレビュー・感想・評価

殯の森(2007年製作の映画)
3.8
これは魂と魂のコミュニケーション

言葉による意思疎通に不具合があるからといってそれで万策が尽きたわけではない

尾野真千子うまいなあ、特に言葉遣いやセリフまわしが

まさにこのイントネーションと抑揚を用いた喋り方の先生だったり近所のおばさんだったりが昔は身近にいた


高齢化社会がより急速にかつ確実に進んでいくこれからの未来において、この映画はある種のメッセージを放っていると思う

世話する人が「世話をしてあげたってる」というような上から目線になったらダメなんだろう、身体的な能力が劣っていても自分より年上の人なんだという尊敬の気持ちを持つことが、何より介護においては重要なのではないでしょうか、ここらへんは現役の介護士の方に訊いてみたいところではあります
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