sai

テンペストのsaiのレビュー・感想・評価

テンペスト(2010年製作の映画)
3.0
作品単体としての面白さは多分、衣装やメイクにある感じ。
映画化するより舞台で観るからこそ面白みのあるシーンばかりだった。
2010年に公開してる割に下手なCGは、舞台を映画化する上で悩んだ結果ではと感じた。無理があったかもなぁ。。

とはいえ、キャリバンの役どころは確かに気味悪いけど、格好はとても独創的で素敵だったりする。エアリアルがプロスペロの命令に従って演じた各役柄の衣装や雰囲気も、圧倒的な印象を作品の最後まで残す。
もっと言えば、しれっとクリス・クーパーや「チョコレート・ドーナツ」のアラン・カミングが超脇役で出てたりするし、フェリシティが可愛いミランダ役で出てるし、エアリエル役のベンはイケメンだし。
作品としてよりも、ちょっとしたシーンのデザイン性やキャストに注目した方が楽しめる作品です。
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