◆あらすじ◆
孤児の少年のハリー・ポッターは伯父家族のもとで暮らしていたが、ホグワーツ魔法魔術学校への入学許可の手紙が届くとともに、ハグリットという大男が現れ、ハリーを学校へと導く。入学したハリーは友人のロンやハーマイオニーとともに学校で様々ことを経験していく。やがて、3人は教師のスネイプに疑いを持ち始める。
◆感想◆
ストーリーのテンポは良く、次々と目新しい映像が移り変わっていくので、最後まで時間を感じることなく観ることができました。本作はハリーの学校での1年間を描いており、観終わった後の満足感がとても高かったです。
主人公のハリー・ポッターは最初に伯父家族のもとで酷い虐待を受けていて、かなり衝撃的でした。しかし、ハグリットが登場してから話が一転し、ハリーが前向きに人生に向かっていて、とても好感の持てるキャラクターになっていました。
ハリーの友人となるロンは魔法使いの名家の生まれですが、それを鼻にかけることがないキャラクターで少し口数が多いですが、良い人物でした。また、ハーマイオニーは両親が魔法使いでないことを跳ね返すように勉学に励み、規則に従う人物であり、ロンが口を滑らせて傷つけられるも、彼女の窮地をハリーとロンで救ったことで友人となります。ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が軸となってシリーズが続いていくだけあって、しっかりと個性つけられていて良いキャラクターでした。
本作では3人が「賢者の石」の謎に挑みますが、小さな出来事がしっかりと積み上がって最後まで繋がっていて興味が尽きませんでした。スネイプ先生が非常に悪役っぽい外見をしているのもポイントが高かったです。スネイプ先生の本当の姿がこれから描かれるのかと思うと楽しみです。
ラストは一発逆転しすぎて、笑ってしまいました。タンブルドアさん、それで良いんですか?
とにかく楽しい作品でした。伊達にヒットしていないですね。
鑑賞日:2024年4月1日
鑑賞方法:Amazon Prime Video