同じエンスラポイド作戦を題材にした『ハイドリヒを撃て！』（2016）も良かったけど、こちらも良作。ラストシーンの美しいカット。観たのが1年くらい前で曖昧な記憶だけど、『ハイドリヒを撃て！』の方がチェコ人のふたりがメインで、こちらの方が全体的。撃たれたハイドリヒの周りに突っ立ってる一般市民、教会への攻撃を見る一般市民が無の顔してるのが印象的だった。そして裏切った男の表情がかなりしつこく映されていた。お前はそれ背負って生きていけんのか？いや、お前には無理そうだよ...（つらい）お互いの頭に銃を突きつけるカットの美しさは耽美と言っていいのだろうか。本当に美しい。
・お前ほんとうに仲間なん？証拠見せろよって言われて背中の“卍”刺青見せてみんなが納得するシーンがあるんだけど、ナチスの逆向きである“卍”は対ナチスって意味なの？
・撃たれたハイドリヒを乗せさせられたトラックがパン屋さんみたいでパンが積んであったので、やだよねえこんな血だらけの人間乗せたら汚いじゃんって思っちゃった。まじで人の心がない。
・死んでるハイドリヒに制服を着せるシーンがおもしろくてお気に入り。上司なのに雑すぎる。特に右足のブーツ履かせてる奴。ナースのお仕事なら松下由樹にブチギレされてるよ。
・トランプの意味がわからなかった。
