暁の7人の作品情報・感想・評価

「暁の7人」に投稿された感想・評価

ハイドリヒ暗殺計画
ナチスの支配下、チェコのプラハで

事実に基づく
余りにも代償か大きい暗殺計画、無謀な計画と言える

ハイドリヒのセリフが冷酷な性格を表していた。
ナチスドイツ時代のヒムラー(ヒトラーに次ぐN0.2)に次ぐ実力者であったハイドリヒ(実質No.3)を暗殺するため、イギリスへ亡命中のチェコスロバア政府から送り込まれた工作員達の物語。

本作は以前「ハイドリヒを撃て!」(2016年作品)を鑑賞して以来ずっと観たかった作品です。どちらも同じ史実を描いた作品ですので同一のストーリーですが、この1975年の作品もとても良かったです。

ドイツに組み込まれたチェコスロバキア市民の悲壮感や工作員達の強い意志、協力者達の情熱など色々なものが感じられる作品です。
またハイドリヒの言動からも、当時、冷血漢といわれた人物像が感じ取ることができました。
暗殺については、その下準備や決行時の緊張感なども上手く描かれています。
そして最後の銃撃戦も迫力があり、結末が分かっているもののとても楽しめる(史実を描いた作品ですので「楽しむ」という表現はいけないと思いますが)作品でした。
1975年作品ということで、背景に流れる音楽や効果音には若干の古臭さを感じてしまいますが、それもまたこの作品の良さのようにも思います。

「ハイドリヒを撃て!」と比べると、暗殺の準備や計画部分が本作の方が少し簡略化されているように感じました。
二つの作品を比べると、自分の好みとしては「ハイドリヒを撃て!」ですね。
もちろん本作も十分に楽しめる作品ですのでスコアは4以上でおすすめの作品です!
2秒前

2秒前の感想・評価

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敵地潜入ものだが閑散とした空気が全編に漂う。撮影がいいなーと思ったらアンリ・ドカエ。転がってるおもちゃで赤ん坊が生まれていることを知るところとかベタなんだけど良いし、教室で暗殺計画を説明するのも可笑しい。途中の暗殺シーンも静かながら緊張感があってよかったが、ハイドリヒが時間差で死ぬことでカタルシスが発生しないようにしている。むしろ本番は後半の籠城戦だがドイツ兵の死者数が割とえげつなくて笑った。
KMD

KMDの感想・評価

3.8
ショーン・エリス監督版を先に観てしまったのでなんとも…、ラストの籠城からの銃撃戦はカットもほぼ同じ。抑えた演出には古さを感じるものの、これまた歴史の重みを思い知らせてくれる一本。
sumire

sumireの感想・評価

4.8
万人受けしないのは分かっているがもっと多くの人に見てほしい。
ナチスに占領されたチェコスロバキア亡命政府が、連合国に「救う価値がある」と認めてもらうために無茶な潜入テロ作戦を敢行。
結果として戦後の領土回復の道を開いたかもしれないが、その代わりに失ったものは大き過ぎた。
orangeloop

orangeloopの感想・評価

5.0
イギリスに亡命していた
チェコスロバキア軍人のヤン軍曹とヨゼフ曹長は
最高司令官としてプラハに着任したヒトラー総統の
No.2のハイドリッヒ暗殺の命令を受けた

ハイドリッヒは毎日同じ道を車で同じ時間に司令部に向かう
暗殺の決行日は緊張感があります

ハイドリッヒ暗殺のナチスの報復は恐ろしい
村人たちを血祭りに上げ殲滅してしまった

ヤンとヨゼフは教会で身を隠して脱出する機会を窺っていた
でも彼らを待っていた運命は壮絶なものだった
レジスタンスの闘志たちも共に闘って倒れていきます
ヤンとヨゼフが見つめる先に真の自由があることを
いつも願ってしまう
二人の最後は荘厳で…涙が止まらない

ティモシー・ボトムズとアンソニー・アンドリュースが
朗らかで無垢なので天使に見えてくる
幸福感も、とてもささやかなものでここでも涙
彼らには特別に友情のようなものを感じてしまう
1年に1回ぐらいは観てます 隅から隅まで好きなんです
期待しすぎたか。通気孔から差し込む光のための映画。ラスト登場人物と一緒に添えられているのが死因だけというのが、彼らの残りの人生で何もハイライトが無かったと言っているようでショッキングだった
アノ

アノの感想・評価

3.8
大聖堂での籠城戦が予想以上の出来。
だんだん追い詰められて死んでいくレジスタンスも死に方が多様で見応えがある。
水攻め後の窓から指す陽光がとんでもない美しさ。

顛末を見届けた女二人が去っていくショットも泣かせる。飛び立つ鳩の群れが完璧。
あまりに普通な実話の映画化。ルイス・ギルバートは、007など手なれた手腕で知られるが、この作品は、かなり普通。普通以外にコメントできない。
今年ベスト。
チェコ人レジスタンスによるナチ№2のハイドリヒ暗殺もの。後半のナチによる報復がすさまじく、籠城戦の絶望感と言ったらない。(因みにナチはナチで頭悪すぎででくの坊のごとく撃ち殺されていくw)

クールな人物、演出にアンリ・ドカエの撮影だもんで、高級感が半端ない。それこそメルヴィルかよと。
(画面は青くないけど)
ラスト、籠城する地下室の窓から朝日が差し込めるシーンが神々しすぎ。
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