Tomo

白い肌に狂う鞭のTomoのレビュー・感想・評価

白い肌に狂う鞭(1963年製作の映画)
3.8
🔗白いシリーズ 第4弾🔗


イタリア🇮🇹発、癖まみれの古城。

バーヴァではジャーロに入らない作品。
確かにジャーロじゃない。
メロドラ系スリラーって感じ。

鮮血は殆どない。強いて言えば腐廃して
焼かれる遺体が妙に生々しかった位。
だからバーヴァって思ってみると、あれ?
ってことになるかも。

勘当息子カートが帰郷し、弟の妻ネヴァン
カに鞭を振るう。
カートは何者かに殺害されるが、亡霊とな
ってネヴァンカに鞭を振るう……ナンノコッチャ🤷🏻‍♂️

クリストファー・リーの安定さよ!
衣装のせいか『吸血鬼ドラキュラ』のイメ
ージを残しつつ、ニコラスっぽい雰囲気も
何かいい。

「君は乱暴なのが好きだった」
そう、だから鞭を振るうんです、振るわれ
たいんです。
それがカートとネヴァンカの愛の形……
中途半端な弟との対比が素晴らしい👍

何より………..美しい✨
赤と青の色彩美、光と影、コントラスト、
古城などなど、挙げたらキリないけどみと
れる。ストーリー追えなくなるくらいw
ちょっと風の音うるさいけど。

ちなみに出てくるのみんな怪しいし、鬱陶
しい奴らです🤭
Tomo

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