JTKの映画メモ

ポテチのJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

ポテチ(2012年製作の映画)
3.4
伊坂幸太郎の短編の映画化だそうで、映画も68分という短さながら物足りなさなど微塵も無く大変満足の佳作でした。
「空き巣を生業にする濱田岳演じる主人公今村と同じ生年月日のプロ野球選手尾崎。今村は衝撃の事実を知ることになる。二人は産まれた病院で取り間違えられていたのだ!」という、いくらでもお涙頂戴にできる設定をのほほんととぼけたユーモアで描き切る。張り巡らされた数々の伏線は感動のフィナーレに昇華されさりげなく落涙。と思いきやエンドロールの途中では、また笑わされました。