JTKさんの映画レビュー・感想・評価

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万引き家族(2018年製作の映画)

4.8

そう。かつての是枝作品というのは痛みを伴うものだった。
今作は、最近の「海街diary」や「そして父になる」等のソフト&ほのぼのファミリー路線を期待するとかなり肩透かしを食らう本来の是枝監督らしい作風
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用心棒(1961年製作の映画)

5.0

世の中に「完璧な娯楽映画」があるとすれば、この映画だと確信する。なーんの思想もメッセージもない、ただただ面白いだけの理想的な娯楽映画。
「巨匠」と言われるだけの技の巧みさに何回観ても唸らされる圧倒され
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.6

やはり映画は監督単位で観るとハズレはない。
というわけで大好きな監督、誰が呼んだかPTAことポール・トーマス・アンダーソンの新作は大当たり。
恋愛映画は積極的には観ないし、予告編でよく目にするティーン
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.2

新作が待ち遠しい監督の一人ウェス・アンダーソン。やはり期待は裏切られず、いい塩梅に毒味あるディストピアな近未来の世界観は肌の合うことこの上なし。ストップアニメーションという手法がさらにその世界観に拍車>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.6

上映中に続編製作が決定するほどの人気ぶりも納得の、笑いあり涙ありの娯楽映画の鏡のような面白さ。
観る前「大ハズレの匂いプンプンする」とか言ってたのは、ティーンズ向けの恋愛映画の予告編でよく見かける松坂
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

5.0

初公開以来の劇場での鑑賞。凄い。凄すぎて何も言うことはない。以上。
と言いたいとこだけど一応、、、。
映像力が凄すぎる作品なんでコトバが少なめな印象だったけど改めて観てみたらコトバだらけだった。ウィラ
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SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

4.5

もうアレですわ。ボウイ始め好きなアーティストばかり。オープニングからYMOのBehind The Maskでしょ。細野さんも幸宏さんも教授も出てるしテンション上がるわ〜、とミーハーな事しか言えんけど。>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

1.0

オープニングのタイトルバックを観た途端「ん?このセンス合わんかも」と感じた悪い予感は的中。エンドロールまでピクリとも心を動かされず。物分かりのいい親にもイラっとしたし。
映画が悪いわけではない。合わん
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.5

先週観たスピルバーグのお子ちゃま向け映画(これも傑作)とは真逆な、ほろ苦く哀切この上ない余韻が残る大人な傑作。
脚本も演出も素晴らしく何しろダイアン・クルーガーが抜群に良い。
それにしても悲しすぎると
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.5

スピルバーグの大人向け作品の中には描かれる正義感やヒューマニズムが単純すぎて鼻白むことが少なくないが今作は演出が抑制されてたのか何なのか普通に楽しめた。傑作「大統領の陰謀」に繋がるようなエンディングも>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

全くのノーマークだったこの作品、何気に観てみたら「ジョーズ」「未知との遭遇」と並ぶスピルバーグの傑作だった。
時は2045年。荒廃した世界で人々はヴァーチャル空間「オアシス」で別人格アバターを纏い、あ
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.8

1990年代初頭のパリ。エイズ啓蒙団体の若者たちの群像劇は、やがてエイズに侵されたショーン(美形)とナタンのゲイカップルの恋愛劇へ。死に至る病に蝕まれたショーンを健気に支えるナタン。2人の選んだ結末は>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

4.2

名脇役ハリー・ディーン・スタントンの遺作に相応しい地味〜な傑作。
古の西部劇を彷彿とさせるタイトルバックや初期のジム・ジャームッシュにも似た緩いタッチにニンマリ。
ハリーさん演じる独り住まいの偏屈じい
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フェリーニに恋して(2016年製作の映画)

1.5

フェリーニの「8 1/2」を自分が今まで観た映画の不動のベスト1と思っているほどフェリーニ好きなんで、試しに観たところ、、、トホホでした。
作ってる人のフェリーニ愛は伝わるけど、フェリーニの数々の映画
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

前作「ロブスター」が不条理ブラックコメディの傑作だった故期待して観てみたらまたしても大当たり。
終始不穏なムードで神経を逆撫でさせられる不条理ホラーでいながらエンディングのクルクル回るアレなんかのやは
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

3.6

劇中「ミック・ジャガーが人類との間に子供を作ろうとしたと聞いてロンドンに取り締まりに行った」という台詞があって妙に納得。60歳過ぎてステージでキビキビ動き回るミックを見ていつも思うのは「こりゃ神の奇跡>>続きを読む

ラブ・クライム(2009年製作の映画)

2.8

ミッシェル・ファイファー好きなんでたまたま見たら、そんなに悪くもない作品だった。主演の男子(アシュトン・カッチャーだったかな)も朴訥として可愛らしいしね。テーマが絞りきれてない分散漫な印象は免れないが>>続きを読む

アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.4

最近見た映画と言えば「テルマエロマエ」「貞子3D」「ダークシャドウ」「メン・イン・ブラック3」と立て続けにシネコン映画で、久しぶりに見た所謂ミニシアター系(そういう別けもナンセンスだけど)がこれ。いや>>続きを読む

メカニック(1972年製作の映画)

3.4

マイケル・ウィナー監督といえば子供の頃「狼よさらば」「スコルピオ」「シンジケート」とか知ってか知らずか比較的たくさん見てて、当時はB級なんて意識もなく「ブロンソンカッコいい」とか言いながら楽しんでたと>>続きを読む

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.6

父親(香川照之)は一流企業をリストラされ同じ境遇の友人は自殺。妻にはそれをひたすら隠し通す。妻(小泉今日子)は虚ろに母親役を演じれど空に手を差し伸べ「誰か私を引っ張って」と呟く。大学生の息子は米国の軍>>続きを読む

ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

3.4

昨日に引き続いての黒沢清監督作品鑑賞。「ドッペルゲンガー」というと子供の頃に読んだ芥川龍之介の短編の記憶がある為ある種オカルトというより死の影がつきまとうイメージがあるが本作はまたしてもコメディであっ>>続きを読む

LOFT ロフト(2005年製作の映画)

3.4

ここ一週間位の間に見た「トウキョウソナタ」「ドッペルゲンガー」に引き続きの黒沢清監督作品。この監督自分の中ですっかり「憎めない」監督になってしまった。いい意味で。今回もいつもの様にサスペンス、ホラー、>>続きを読む

赤道(1983年製作の映画)

2.0

うーん。宿命の女に身も心も奪われ堕落して行くには宿命の女役の女優さん(名前知らない)では説得力なくゲーンズブールらしい官能的な描写(とは言うもののゲーンズブールは憶えている範囲では「ジュ・テーム・モワ>>続きを読む

愛と誠(2012年製作の映画)

3.2

くっだらなくて(褒め言葉)面白かった。ちと冗長すぎるとか岩清水はこの役者じゃないだろうとか若干の不満はあれど概ね満足。終始微妙な笑い、いやほくそ笑みが絶えないこの余りにも紋切り型の設定と物語をミュージ>>続きを読む

サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009年製作の映画)

2.5

この映画にメッセージがあると仮定して敢えて深読みすれば「戦争」という愚かな行為に対するメーセージがあるんだろうけどそんな深遠めいたことを一蹴する「おバカ映画」として楽しむのが私の流儀。というか難しい事>>続きを読む

マイ・バック・ページ(2011年製作の映画)

3.4

ラストの沢田(妻夫木聡)の号泣シーンで条件反射的にもらい泣きしてしまったものの、その涙が東大出の大手新聞社ジャーナリストである沢田が駆け出しの頃テキヤ潜入ルポで共に働いた労働者の変わらぬ飾りの無い友情>>続きを読む

アイ・アム・キューブリック!(2005年製作の映画)

3.4

スタンリー・キューブリックを名乗るゲイの詐欺師のお話。実話だそうな。なるほど日本未公開も頷ける地味な作品なれどジョン・マルコヴィッチの巫山戯たようにしか見えない演技や数あるキューブリックの名作で奏でら>>続きを読む

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.2

前作「さくらん」が「遊女の純愛」という紋切り型の設定であったと同様に今回も「全身美容整形したアイドルの凋落」といういささか前時代的で通俗的な設定を前作同様人工的な美術及び色とりどりのキャンディの様な色>>続きを読む

ピラニア 3D(2010年製作の映画)

3.4

意外や意外面白かったエログロおバカ映画。「ジョーズ」の骨子に「13日の金曜日」的なチャラい男女殺されテイストプラス。冒頭これ以上無いくらいのチャラいエロ映画監督と巨乳美女と童貞真面目青年みたいなのが現>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

2.5

そもそもバットマンはダークファンタジー色強いティム・バートン監督作の方が好みだしキャットウーマンはミッシェル・ファイファー以外じゃ考えられないし(よりによってアン・ハサウェイとは!)とかの個人的趣向差>>続きを読む

ラスト・エクソシズム(2010年製作の映画)

2.5

手品のようなトリックでインチキ悪魔払いを生業にしてきたチャラい牧師が己の欺瞞に絶えきれずか何だか知らないがその手口を映画にするってことで撮影クルーを儀式に潜入させる。その撮影クルーの手持ちカメラによる>>続きを読む

酔いがさめたら、うちに帰ろう。(2010年製作の映画)

3.4

アル中男とその家族の再生のお話。とてもヘヴィーで痛い作品なれど映画ならではの映画しかできない瞬間(シーン)が何度もありそれだけでも見て良かった。死を目前にした主人公(浅野忠信)が海岸で家族と戯れるエン>>続きを読む

Virginia/ヴァージニア(2011年製作の映画)

3.4

ヴァル・キルマー演じるミステリー作家の度重なる夢オチシーンに狐につままれた感は最後まで拭えなかったが、それを凌駕する極私的偏愛ポイント(耽美、美少女、吸血鬼、ゴシックホラー)満載で最近見たつまらない映>>続きを読む

あなたへ(2012年製作の映画)

3.4

例えば「昭和残侠伝」や「緋牡丹博徒」での不条理な悪者に死をも顧みず立ち向かう色気ムンムンの健さんのカッコよさと言ったら比類すべきものがない程だった。「ザ・ヤクザ」でのロバート・ミッチャムも霞む程の存在>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.2

ポスターを見て「ん?神木隆之介主演の学園ドラマ?」なんて見過ごされるのがあまりにももったいない。中学・高校の甘酸っぱくも残酷な頃を描いた秀作は「台風クラブ」「リンダリンダリンダ」「桜の園」等色々あるけ>>続きを読む

ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.8

流石ロマン・ポランスキー盤石の面白さ。未成年の美少女を愛して止まない愛すべき変態さんポランスキーの作る映画はかくもワクワクするものか。頼り無さげなゴーストライター(ユアン・マクレガー)が巻き込まれ型ス>>続きを読む

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