ホラーなのかサスペンスなのか。
宗教を絡めてくる話は理解するのがムズい(^^;
でもまぁこの作品は比較的わかりやすく作られてる気がします。
サミュエル・L・ジャクソンの出番がもう少しあってもいいんじゃない?とは思いますが、少ないからこそ重厚な演技が光ります。
対して主役のジョン・キューザックは、ほとんど一人芝居で出突っ張り。
1408号室での体験で、ドン底に堕ちていく熱演が素晴らしいです。
内容も、これといってケチをつけるところもなく、最後まで惹き付けられる展開です。
が、妄想なのか幻覚なのか現実なのかが混同してくる場面もあって、ついていくのがキツイところも。
そして、ちょっとヤリ過ぎ感のある部屋の崩壊シーンには、笑いさえ出てきそうになりますが(^^)
ラストのオチは、観る人の解釈によって違う印象を受けるでしょうけど、私は主人公に対して「これで良かったんじゃない?」と思いましたね。
支配人が言うように「よくやった」と言いたいです。