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クリスティーンのmitakosamaのレビュー・感想・評価

クリスティーン(1983年製作の映画)
3.6
原作がキングで監督がカーペンターという、混ぜるな危険なホラー映画だ。その肩書きに恥じぬトンチキっぷり。

ヒョロヒョロの高校生アーニーが主人公。正義感が強いフットボールの選手と仲が良い。いじめられっ子だけど、イケメンな友達がいるという意外なパターン。
普通ヒエラルキーが上のフットボール選手は、ナードを見下すのが相場なのに。

その代わりもっとタチの悪いどチンピラがナイフで攻撃してくる。

そんなアーニーは廃車同様のクラシカルなアメ車・クリスティーンを買い取る。
周りが反対するほどのボロ車だが、自動車工場に頼み込み修理したらピッカピカに。

クリスティーンを手に入れたアーニーはみるみるトンがっていく。

車により持ち主が狂っていくという内容だが、凄いのはクリスティーンがまるで自我がある様に描かれでいる点だ。
壊されても自己修復して元に戻るという無茶苦茶さ。ナノスキンで出来てるかな?(笑)

本当にトンチキっぷりに半笑いが止まらない。でも壊れたクルマが綺麗に戻っていくシーンはよく出来ててビックリする。(多分逆回転してる)
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