白人は黒人を見下し、黒人は自分の意思で強く生きる。
重いテーマの陰でエンターテイメント性を強く描いた秀作でした。
この時代に黒人をテーマに扱うって凄い勇気がいったんだろうなと思う。
手錠で繋がれた護送中の白人と黒人。
護送車の事故で二人は脱走する。
肌の色や移民という事でお互いにギクシャクしていたが、手錠に繋がれたまま逃走中に友情が芽生えるが…。
後半にかけて無理矢理な恋模様もあるが、二転三転ありドキドキさせられる。
二人に逃げ切って欲しいという気持ちもあるが、脱走者というので捕まらないと問題だなと思ったり。。
ラストは爽やかな感動さえありました。
この作品のもう一つ凄いのが、シュールなシーンでもJAZZを流したりする斬新さ。
これはこれでありかも!と思います。