ミサホ

羊たちの沈黙のミサホのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
4.2
そのあとのハンニバルとかレッドドラゴンとかを観る気になれないほどの傑作。




2022年2月26日 10年以上振りに再鑑賞。
急に観たくなり、その衝動を抑えられませんでした。

ジョディフォスターがもう美しいですね。劇中、アップが多用されていたけれど、どこから見ても美しい。
そしてなかなかの運動神経の持ち主と見た。

レクターとの初めての面会シーン。鉄格子を閉める音とかいやに大きくて、そういった演出も怖さが増したね。

そしてレクターの登場。あの立ち方!!恐ろしさ、そして他の囚人とは一線を画す品格も備わったIQの高い知能犯であることがよく分かる名シーン。

FBIが追っている事件の犯人は、レクターと比べるとショボさは否めない。やっていることは十分残酷で劇的なんだけど、この作品では所詮、当て馬に過ぎないのだ!レクターのバーターでしかないのだ!という感じ。

ストーリーはもちろんですが、アンソニーホプキンスの圧倒的な演技とジョディフォスターの美しさ、そしてレクターの得体の知れなさを堪能しました。

再鑑賞してみて、ハンニバルとレッドドラゴンも観て、世界を広げようと思いました。
ミサホ

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