ミヤ

羊たちの沈黙のミヤのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
4.8
レクターとクラリスの対話で進んでいく。
初めて顔見合せした時の、レクターが普通の棒立ちしているだけなのに、不気味だった。
会話の主導権の攻防戦が面白かった。
レクターには嘘は付けないことを悟ったクラリスはの素直に自分自身の過去を向き合う。
その姿勢にレクターも心を奪われたのだろう。
二人の仲には、犯人とプロファイラー以上の多少師弟関係のようなものが生まれていた気がする。
クラリスのバッファロー・ビルの逮捕に向け、ヒントをばら撒きながら自身の脱獄も果たすレクターは見事だ。
犯人視点でクラリスの様子をみるのは本当にヒヤヒヤした。一騎打ちかっけー!
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