鑑賞前はこの映画をホラー映画だと思っていましたが全く違いました。ホラーが苦手な自分でも楽しめたミステリー映画です。
有名な名作映画なので題名や「レクター博士」の名前だけ知っているという人も多いのではないでしょうか(私もそうでした)。レクター博士は映画史に残るサイコパスであるという評価を度々拝見するのでレクター博士がこの映画の悪役だと思っていました。なので映画を観て驚きました。
この映画は猟奇殺人鬼をつかまえるために別の猟奇殺人鬼と女性FBI候補生が協力をするという超熱盛ストーリーが観てて楽しかったです。
レクター博士が映画ファンから愛されてる理由がわかりました。彼の余裕がある話し方や含みをもたせる言葉の言い回し、心を見透かす様な視線に、こちら側が支配された感覚になります。
アンソニーホプキンス、その辺の庭で芝刈りしてそうなおじさんがダサい囚人服を着ているのに吐くセリフの説得力は大学教授顔負け笑。本当に名俳優だということを再認識しました。
歴史的名作で評価も高い映画だが、長さも短くて話も分かりやすいので、身構えてから観る必要ないと思います。
意外にも「シンプルに観てて楽しい映画」。