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羊たちの沈黙のhinanoのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
3.9
若い女性が殺された後に皮膚を剥がされるというおぞましい連続殺人事件の犯人を捕まえるため奮闘するFBI訓練生のクラリスと、彼女に捜査協力をする元精神科医の囚人レクターとの交流が描かれたサイコスリラー。

思っていたほど直接的なグロ描写が少なかったのが救い。

話の展開もテンポが良く、最後まで釘付けで観てしまいました。

事件の設定そのものはやはり惨たらしいのですが、レクター博士の何を目論んでいるのか分からない巧みな言葉の掛け方や常軌を逸した行動も恐ろしく、人間の恐さが垣間見えて見応えのある作品に。

名作と言われるだけの面白さでした。
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