好きと言っていいでしょう

羊たちの沈黙の好きと言っていいでしょうのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
4.4
今日は僕の誕生日なので、大好きな映画を鑑賞。

この映画は僕が今まで見た中で最もハラハラした映画です。ただのサスペンス映画ではなく、もうホラーの域に入ってます。

この作品で、初めてジョディフォスターを見て、美人すぎて惚れました。エドワードファーロングの女性版かというくらい端正な顔立ちですね。

今作の特徴として、会話のシーンで話す人をドアップしてますね。これが役者の演技と合わさって迫力が出ますね。有名なアンソニーホプキンスのすする真似のアドリブに対して、ジョディフォスターの心から恐怖した表情が、アップによって効果的になってますね。関係ないですけど、ラオウに持ち上げられて睨まれた子供くらい恐怖してます。

アメリカの悪役ベストランキングで、ダースベイダーを抑えて堂々の1位に選ばれたのはハンニバルレクターなんですね。
見終わった後、ほとんどの人がクラリスよりレクターの印象が強いと思いますが、登場時間は実は10分ほどしか出てないという…これはホプキンスの演技力の凄さですね。

レクターならではの逃亡劇も面白いですね。グロいです。
そして終盤のハラハラが終わってハッピーエンドかと思いきや、あのラストの余韻やモヤモヤが残る終わり方は素晴らしいです。