みやぐーふ

羊たちの沈黙のみやぐーふのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
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観るたびに発見がある。
小さい頃はただただレクター博士が怖くて、そのあとアンソニーホプキンス出演作のどれを観てもレクターにしか見えなくてなんなら似たような体型のひともレクターに見えて困っていた 笑

そのくらい衝撃だった。

いま観ると、これはクラリスを救う物語だったんだなと思う。たぶん皆さんは今更かよって感じだろうけどね。
なんとなくジョディフォスターがお気に入りなのもわかる。

クラリスはひとりのFBI捜査官として立派なのは見てわかる。
女性として見られることに辟易しているのもわかる。
彼女は自立した大人であって、頭の悪い人間じゃない。
レクターはそれをわかっていたし彼女が事件を解決することもわかっていた。

レクターってたった十数分しか出ていないのに何でこんなに魅力的なんだろうね。
顔面に噛み付くシーンはあれど、捕食などは語られるのみ。
ただただレクターはそこにいるだけなのに圧倒的な存在感。


ちなみに原作もむかーーーし読んだのだけど、小説のレクター像と映画のレクターは違ったように思う。
どちらかというとドラマのハンニバルのがっぽかったような。

でもわたしの中で(様々なひとの中でも)レクターなのはアンソニーホプキンスしかいない。


あと、クロフォードがスコットグレンなの今回初めて気付いた。
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