れいゆ

夜と霧のれいゆのレビュー・感想・評価

夜と霧(1955年製作の映画)
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殴られ続ける33分間だった
ユダヤ人のユダヤ教的救世主思想と民族の優位性がこんなホロコーストを可能にしたのかもしれないと思う反面、人間がこんな所業をするのかと衝撃を受けた
しかしナチからすると収容所の中の暮らしは人間の理想そのものになるのだろう(関心領域でもここら辺は描かれている)
真に個人主義的な考えが跋扈する現代、ホロコーストについて思考しなければもう一度ナチは現れてしまうのかもしれない(個人主義と全体主義が相反することは理解した上で)
れいゆ

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