夜と霧の作品情報・感想・評価

夜と霧1955年製作の映画)

NUIT ET BROUILLARD/Night and Fog

製作国:

上映時間:32分

ジャンル:

3.8

「夜と霧」に投稿された感想・評価

くま

くまの感想・評価

3.0
授業で観たが、言葉を失った。こんなことが実際にあったと思うと、心が苦しくなった。淡々とした語り口が映像の恐ろしさを助長していて、台詞の一つ一つが胸に重く沈んだ。
こんな残虐非道なことが行われたのは、ずっと昔だと思っていたけれど、意外と最近で驚いた。こんなこと、二度と起こってはならない。
大学時代に、一度はみてほしい。
さおり

さおりの感想・評価

4.5
ドキュメンタリーとして至極の作品。ハンス・アイスラーによる音楽も対位法によってナチの恐ろしさをますますと演出していてよかった。最後5分くらいの言葉はこれからを生きる全人類必聴。

ところで、『二十四時間の情事』の予告編チャプターがあったので見た。映画の予告編は何十年も変わらずこういう形なのだと思ったが、ジャン=コクトーがメッセージを寄せていて驚いた。レネとコクトーの関係は知らなかった。
友人にフランクルの「夜と霧」の本を勧められ、読むのを悩んでいたが
映画が32分であるじゃんと思って鑑賞。
関連はあるらしいが原作という表記もないし、本とはかなり内容は違うだろ。次は本を読もう!

ナチスによるアウシュヴィッツ強制収容所を扱った最初の映画の一つと言われている本作。

映像表現や話の面白さなどは皆無。
ただ真実を伝えた記録映画だ!
授業では伝わらないものが間違いなくこの映画にはある!
u

uの感想・評価

3.5
リヴェットがポンテコルヴォの『カポ』を腐して、本作を褒めていたので見た。正直よくわかりません
なぜ虐殺が行われたのだろうか?

ただ、ユダヤ人に対する虐殺は20世紀だけではない。
19世紀以前にも、ヨーロッパにて規模の大小はあるが、たびたび起きて来た。歴史は残念ながら繰り返すものだ。
ただ、こうしたフィルム(情報)が抑止になることは間違いない。
飾らない、言い訳の効かない映像は本当に力がある。学生時代にいくらでも見たはずなのに、ゾッとして時が止まるようなシーンがいくつもあった。
最後の言葉は、終戦から10年だからこそ言えたのか、時間など関係なく真理だったからこそ言えたのか。少なくとも私は、当時の空気に左右されていないと思ったし、よく見えていたのだなと思った。2018年の今、とても効く言葉だった。
衝撃的。
時代に沿ってどんどん惨くなっていく。
信じられないような映像、写真が映るんだけど……
授業でアウシュヴィッツのことをなんとなく習っていても、これを題材にして作られた映画を見ても、、、実際にその当時撮られた本物の映像を見るのとは全然違う。
骨のように痩せた死体が高く積み重なって、処理する場所が無くなったから穴にブルドーザーで押し込められる。
惨い。恐ろしい。
もぬけの殻となった戦後10年のこの映像には何十万という霊魂がさまよっているだろう。

アウシュビッツ強制収容所の記録映像を世に初めて公開した作品といわれる。夜でも霧でも走り続ける移送列車。分けられる夜組と霧組。人の尊厳や命はかくも脆いもの。残虐さへの拒否反応はある一定量を超えると感覚が麻痺してしまうのか、それとも感覚を麻痺させないと正常ではいられないのか。
アラン・レネはこの後も"戦争"と"記憶"をテーマに映画を制作していく。彼が『ヒロシマ・モナムール』を監督した理由がすこしわかった気がした。
みないといけない映像を初めて見れた気がする。
最後のメッセージに、強く心を打たれた。
我々は特別な時期、特別な国に起こった出来事を傍観しているだけだと気付いた。
kei

keiの感想・評価

4.0
白黒でも充分恐ろしかったけどカラーだったら更にだろうな、、約70年前に実際にあったこととは思えない、、、
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