このレビューはネタバレを含みます
ロバート・デ・ニーロ監督
チャズ・パルミンテリの自伝的作品
実直な父は優しく正しい
けれど稼ぎは少なく黒人にもどこか差別的
マフィアのソニーは恐怖で支配する
けれど大金を稼ぎ了見が広い
どちらの生き方も間違ってはいなくてどちらもCを大切に思っていることには変わりはなくてね
黒人差別真っ只中の60年代
憎しみも悲しみも連鎖していく
やっている事は悪くてもソニーのような大人が近くにいてくれたら心強いよね
自分の才能を信じてくれる大人が子供には必要なんだと思う
一人でいるよりは好きではなくても仲間とつるみたい
十代ってのはそうなのかもしれないね
何を言われても好きな女性といる方がずっと心豊かになるのだけど
人の評価を気にする年頃ってのも分かる
心が喜ぶ人とだけ関われたら幸せなのにね
人生はそう上手くはいかないんだけどさ