ブロンクス物語/愛につつまれた街の作品情報・感想・評価

「ブロンクス物語/愛につつまれた街」に投稿された感想・評価

サカイ

サカイの感想・評価

4.7
いい時代の映画。
観終わってまたすぐもう1度観てしまったくらい、世界にひたれる感じ。
お父さんにめちゃめちゃ愛されてて、ソニーにも大事にされて羨ましいくらい。
ソニーかっこよくて、惚れた(≧◡≦)
ドゥーワップから始まる。

人種とかギャングとか、二人の父親に感動した。
YellTao

YellTaoの感想・評価

4.0
良い映画って、肌で感じることが出来る。

カロジェロがソニーの孤高の威厳や父親の実直さ、恋や友情、人種差別などたくさんのことに揺れながら成長するように、観客も心を打たれずにはいられない。

ジャズとR&B、アメ車、ソフトハット。
インテリギャング ソニー役のチャズ・パルミンテリ。それに怯まない父親役のデニーロ。
全部カッコイイーー。
大介

大介の感想・評価

3.8
デ・ニーロの初監督作品。

60年代のニューヨークのブロンクスを舞台にした、ある少年の成長物語。


前はそんなに好きじゃなかったんですけど、今回は静かに胸に沁みたっていうか、とにかくよかったです。

以前観たときは、例えば黒人の女の子とのエピソードに違和感を感じてたんですけど、今回は素直に受け入れられた。

それはたぶん視点が変わったから。

前は息子のカロジェロになってみていた。だから、単純にちょっとあの女の子が自分好みじゃなかったんだと思う(笑)。

今回はどうしても父親目線で…ロレンツォであり、ソニーの立場から物語をみていた。だから「とてもええ子やないか」って思えた。

立場も価値観も考え方も違うけれど、二人はそれぞれのやり方でカロジェロを慈しんでいて。

たぶんきっと、それは根っこの部分では同じ形をしている。

二人のセリフや行動にはとても共感させられました。

ラスト、○○を前にしたのロレンツォのセリフがいい。


あと、今回気付いたのがジョー・ペシ。

少しだけの出演で、そこまで重要な役柄ではないですが、無条件に嬉しかったです。



年齢を重ねても、また違った楽しみかたが出来るっていうのは「映画が好きでよかったな」って素直に思えます。



うん、いい映画だった。
ayuah

ayuahの感想・評価

4.2
人種差別、友達、家族、ギャング…

息子のことをとても大事に思っている真面目な父親。
ある出来事以来、息子のように守ってくれるギャングのボス。
二人のかっこいい男に育てられながら成長していく話。

どっちが言ってることにも納得できて。
でもあの時期って大人の言うことを素直に聞けなかったり…。
大人になって初めて存在の大きさに気づく。

最高な音楽、かっこいいアメ車。
ロバート・デ・ニーロ監督作。

なぜか今まで見逃してきた^^;

1960年代のブロンクス。イタリア移民の多い街。そこに暮らす家族。一人息子が9歳の時、その地域を仕切るファミリーの親分が人殺しをする瞬間を目撃するが警察に言わなかったことで気に入られ、交流が始まる。

彼の実の父親はバスの運転手をしていて、貧しいが真面目な男(デ・ニーロが演じてます)。対照的な二人の父親のもと育ち、十代後半の青年になった時に大きな変化が起こる、、。

スコセッシの影響受けてるだろうなと勝手に想像してましたが、意外におとなしい。犯罪映画というより家族の映画です。ちょっと地味でオーソドックスながら、とてもしっかりしていて安心して観られました。面白かったです。

監督としても十分通用しそうなのに、ここまであまりやってないのは何でだろう?
NaPi

NaPiの感想・評価

3.6
息子を心から愛する堅実な実父と、
息子の様に愛してくれるもう一人の父の様なギャングのボス。

幼少期から相反する二人の父親の愛情を受け、"C"は青年となる。

それぞれが人生における大切なことを教えてくれ、葛藤することも多かったが、少年は自身で消化し成長して行く。

ソニーにはずっと、Cへ大切なことを教えて続けて欲しかった…
RH2017

RH2017の感想・評価

3.9
派手さはないけど、じんわり来る良い映画。
さすがデニーロは映画というものを分かってるなと感じた。偉そうだけど(笑)
ワルに憧れる子供の気持ちはよくわかるし、それを咎める父親の気持ちも分かる。
この映画の良いのは、何が悪いというのを断言してないところというか、生きていく上で現実には色々あるんだよというのをちゃんと描いてるところだと思う。
それから、60年代のブロンクスの街並みが本当に素敵です。
優良市民として描かれているデニーロパパと、不良市民かのように描かれているチャズギャング。どちらが正しい、間違っているかという二分化で分けられる簡単な世の中や社会じゃないという事をこの映画からひしひしと感じた。人種差別問題に重きを置いてストーリーは勧められていたが、人が人に優劣をつけずに生きるということは不可能なのかもしれない。差別、という言葉が存在するのは、この人運動が出来るね!の反対には、この人運動が出来ないね!という言葉が生まれてしまうのだ。誰かに優をつけるということは、列も存在する。差別とは対比。そんな世の中で、ソニーのように「気にするな」という心での見方。デニーロパパのように、息子を心配するが故の教育。どちらも決して、間違ってはいない。確かなことは、そこに1人の子供を思う愛があるということ。勿論デニーロは本当に血が繋がっている父親だからこそ言える言葉と思いがある。何が正義で何が悪、ソニーが死んでしまう描写は因果応報という言葉も示す展開であった。ブロンクス物語、あなたはどう感じますかと優しく両方の手のひらを開いて見せてくれるような映画だった。どちらの手も重ねたいな私は。
父親の愛って素敵。
最高にかっこいい2人の父親の愛を受けて、少年が大人になっていくお話

まず時代もいいし、Neighborって言葉もぴったり。 CityよりもTownが似合う雰囲気も好きだ。

一方は貧乏だけど真面目で、立派に働く実の父親。
もう一方は街の顔であるギャングのボス。
ある出来事をきっかけに少年に出会い、息子のように大切にするようになる。

相対する2人だし、バチバチするところもあるけど、お互い少年を愛してることは分かってるから嫌いになれない。

正しいことは何か。かっこいいって何だ。素敵な女性ってどんな人だ。
少年時代から思春期にかけてのみんなが経験するようなモラトリアムな時期に、導いてくれる2人の父親。

何が悲しいって、ロバートデニーロとチャズパルミンテリの愛を受けてかっこいい大人になったはずの少年が現実で強盗殺人を犯してしまうことよね。
これこそ、「才能の無駄」
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