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メリー・ポピンズのJIZEのレビュー・感想・評価

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)
4.0
映画の楽しさに溢れた一本だ。当初のアニメと実写の融合作として突破口を築いた本作だがそれ以上に夢,希望,音楽を多大に感じ取れる。役者たちのエモーショナルがとにかく素晴らしい。雲の上から来たポピンズが観る人を楽しませようと絵の中に飛び込んだり鏡の中で違う動きをしたりまさに呪文"スーパーカリフラジックエクスブリードゥーシャス"並みの傑作であった。

また54年ぶりの続編となる『メリーポピンズ リターンズ(2018年)』が米国では今年のクリスマスに公開されるがバード役を演じたディック・ヴァン・ダイクが最新作に出演という事に感動を隠せなかった。ウォルトがこの世にいた時代の作品だけあってかD社の商業性が全面化されてない。主に表題曲の"チムチムチェリー"然りで純粋に観る者を楽しませて笑顔にさせる映画のヒューマニズム愛に映像が満ち溢れていた。
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