en

メリー・ポピンズのenのレビュー・感想・評価

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)
4.5
銀行家の厳格な父と、女性参政権運動に忙しい母の二人の子供である姉弟の元にやってきた新しい乳母、メリー・ポピンズが不思議な力で人々を巻き込む話

亭主関白で頑固な父、子供の世話よりも女性参政権運動に忙しい母、ノリが良いけど肝心なことはやりたがらない乳母たち、近所に住む時報代わりに大砲を放つ元軍人の男...その他のナチュラルに狂っている人々たちをも、メリー・ポピンズの最高の魔法で明るく楽しい気分に変えていく。ステキ

メリー・ポピンズに劣らずとも、器用になんでもこなす盛り上げ番長なバートのパフォーマンスも必見
第四の壁を少し越えてきたと思いきや、アニメーションと融合し、ペンギンたちと踊る軽快なダンス。こういうのが観たかった要求の、ど真ん中が来ましたね。

良さはめっちゃあったけど、中盤にノリがクドくて少し冷めつつあった。そんな時、メリー・ポピンズが劇中で代弁するかのように、冷静なセリフでみんなを落ち着かせるあたりが絶妙なバランスで良きでした。
en

en