バタコ

ある子供のバタコのレビュー・感想・評価

ある子供(2005年製作の映画)
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大好きな監督の作品。相変わらず容赦なく、観る方に何かをつきつけてくる。
主役の方は、「最後のマイウェイ」で観たとき、不思議なオーラを感じたが、この作品では役にあっていて自然な演技。おどろいた。
息をするように次から次へと嘘をつき小さな犯罪を重ねるブリュノ。しかし、それも続かず、後半、ブリュノが追い詰められていく姿を見ながらこちらが緊張感で疲労困憊になった。最後は気が抜けてほっとした。監督の作品は、まだ3本くらいしか観ていないが、いっしょに体験した感が一番だった。
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