このレビューはネタバレを含みます
期待しすぎたのもあってか、なんともハマらず。
名作と言われる理由も分からないではないけど、うーん。
ひとつには、"わたしが女だから"というのがある気がしてる。
一人の男が、父と慕う大切な人・大好きなもの・初恋の人に出会い
大好きな映画の道で成功を収めるも、初恋のエレナを忘れられずふらふらとした恋愛ばかりしているサルバトーレ。
父とも呼べるアルフレードの死で故郷に帰り、かつて大好きだった場所の荒廃を目にする。初恋の人エレナとも30年ぶりに再会する。
人生は映画のようにはうまくいかない。
大好きでキラキラしていた日々を忘れられず、足りていないものを欲する。
けれど、今となってはもうどうにもできないこと。
男の人は、サルバトーレの人生に自己を重ねてロマンを感じるのかな、とおもう。