このレビューはネタバレを含みます
「人生はお前が見た映画とはちがう。人生はもっと困難なものだ。」
エレナと上手くいってほしかったけどそうはいかないところが、映画を観てるというよりサルヴァトーレという1人の人の人生を垣間見てるようやった。
故郷に帰ったときにお母さんが話した、寝る前に玄関に鍵をかけるくだりの話。
かつてあんなに人だかりができていたニューシネマパラダイスが取り壊されること、またそれを見守る昔からいる村の人たち。
アルフレードの形見のフィルムを見るトトの姿。
時代の変化と不変的であるところ… 幼い頃から大人になった今までを見てきたからこそ、ラストはこみ上げるものがあった。
それとまた音楽の良いこと…! 最後は何度も繰り返し観てしまった。
「お前の噂が聞きたい」
「自分のすることを愛せ。子供の時映写室を愛したように」