雰囲気や色彩から暗く、駅の雰囲気も何とも寂しいけれど、まずここが好きだからDVD買った。
とてもリアルでドキュメンタリーの様。
クリスチーネの格好が好き。
白い肌に赤髪や赤リップがとても映える。
禁断症状のシーンは観ているこちらも苦しくなってくるくらいリアル。
映像特典の監督のインタビューより
小学校を何軒も回って見つけ出したナーチャ・ブルンクホルストはとてもシャイだったらしい。
放課後に撮影が行われたということは昼間は普通に小学校に通っていたと思うと驚き。
だってこの映画の中のナーチャはどんどん堕ちていくクリスチーネ・F以外の何者でもない。
当時のツォー駅では薬物が当たり前の様に売られていて、子供達が行列を作っていたらしい。
周りには大人も沢山いるけれど誰も何も言わなかった。
撮影中、ツォー駅にいる子供達が監督にお金をせがんできたらしい。
その様な現実が当時のベルリンにはあったのかと思うと衝撃だった。
クリスチーネ・F本人の自伝も読んでみようと思う。
