クリスチーネ・Fの作品情報・感想・評価

「クリスチーネ・F」に投稿された感想・評価

ma

maの感想・評価

3.5
ヘロインは絶対やっちゃだめだ!!!!!!だめだめだめ!!!やめたくてやめようとしても体に痛みやらなんやらで耐えきれず、また薬使ってって、悪循環すぎる、、14歳の話って若すぎる、、
heron

heronの感想・評価

3.0
デビッド・ボウイが関わっているということで観賞した。とにかくヘヴィ、めちゃくちゃにヘヴィである。耐え難い時代の空気、ウンザリするような家庭環境の中で少し背伸びしてみたが、いつのまにか立ち上がることもままならなくなっていく少年少女たち。トレインスポッティングではドラッグを使用するたびにイメージ映像が描かれるが、この映画においてそのような描写は一切無い。ただ14歳のクリスチーネが腕に注射器を刺したまま倒れ込むのだ。ボウイのHeroesがこんなにも悲しく聴こえるとは。
aymie

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4.8
"クリスチーネ"という少女がDrugに溺れていく実話、"Wir Kinder vom Bahnhof Zoo"を元に映画化されたもの。

この映画で主役を務めたNatja Brunckhorstを含め、Live映像に出てくるDavid Bowie氏以外、全員、素人の役者さんのようです!驚

まだ10代の思春期真っ只中、Heelsで歩く姿がたどたどしくて危うくて。
無知故の、ほんの軽い気持ちから、次第に深い暗闇から抜け出したくても抜け出せなくなり、灰と化して堕落していく様が何とも生々しい。

せっかくの美女も、あっという間に見るに堪えない醜い姿へと変貌してしまう。
思わず目を覆ってしまうシーンがあるのですが、明らかに "人間ではなくなる" ということが容易に見て取れます。

この先、良いことなんて何もない。

ヴィンテージ感溢れる映像が何とも格好良いのですが、10代の頃、思わずジャケ買いしたDVDにもかかわらず、
当時、この内容には相当な衝撃を受けてしまい鑑賞拒否反応を示してしまったことを覚えています。

未来ある若者たちに、あってはならないですね、こんなこと絶対に。
こづ堂

こづ堂の感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ヤク中の少女が破滅していく話。若者映画でよくあるやつです。

ただ、デヴィッド・ボウイの音楽と本人出演がスペシャル感とファッション性を高めています。実際、ファッションブランドがインスピレーションを受けていることもあるので。

一年中ダイエットしている女子のように、ヤク中具合に進展がなくてひたすらもどかしいのですが、

出ている俳優がすべて素人からのキャスティングだったり、背景に写っている若者たちは本物のヤク中だったりとこだわりが感じられます。

クリスチーネと彼氏は画になる美男美女だから、最後まで観れた気がします。
whitelily

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3.3
音楽、ドラッグ、売春、sex……。
初めて観たときの衝撃も大きかったけど、改めて観てもその衝撃は変わらず。
70年代の西ドイツ。ティーンの少女が音楽とドラッグに溺れていく様がリアルに描かれるドラッグ映画。その描写が生々しくて恐ろしい。終始危うい若者たちの等身大の姿が映し出されているにも関わらずその恐ろしさのなかに人生のうちのこの頃特有の青春というか、キラキラした初々しさのようなものも同時に映し出されている。

デヴィッド・ボウイのファンの少女の手記をもとに製作された実話っていうのがなんとも言えない…。ファンのためデヴィッド・ボウイ本人が劇中でステージに立つライブシーンは見どころ。あまりのかっこよさにクラクラ…♡もちろん作品に使用される楽曲も全てデヴィッド・ボウイ。ドラッグに溺れたボウイ本人が治療中に製作したアルバムがベルリン三部作ってのがなんとも皮肉だなぁ…

ドラッグに溺れ抜け出せなくなるティーンの姿に心がボロボロになる、個人的には鬱映画。10代で命を落とす若者たち。ドラッグを止めようともがき苦しむ姿も忠実に再現され、薬物中毒に陥る恐ろしさも同時に描いている。

今思えば、すごい映画。
、、、これで14歳、、
その後がきになる、、、
デヴィットボウイがカッコよ、、、
あああ
さと

さとの感想・評価

3.6
以前に見たことがあったけど再鑑賞でもやっぱり強烈なインパクトだった。

素人の役者さんしか使ってないのでリアリティがすごい。
ただひたすらドラッグを求めて堕落していく少年少女たちの日常。
その理由とか心情の描写はあっさりしてるので同情とか切ない気持ちになる間もなく、ひたすら痛々しいドラッグシーンを見せつけられる。

よくあるドラック映画とは確実に一線を画していると思う。かなりのトラウマ映画。
クリスチーネ役の女の子がめちゃくちゃ美少女なのも印象的。

キャスティングとか映像のリアルさとか作品としてはすごいと思うけど、内容が衝撃的過ぎて簡単に人にすすめられないです、、
chan

chanの感想・評価

3.9
きっかけは誰もが些細なことで
衝撃的にボウイに出会ってあの子に出会って恋をして、憧れや純粋な気持ちでも、まだ何にでも染まれるティーンの持つ危うさが行き着くところは逃れられない闇だった。

最後まで、堕ちるとこまで堕ちていく描写は崩れなくて
こんなリアルでしっかり撮られたドラッグムービーって初めてかもしれない。ドキュメンタリーをみてる様だった。
DEBBY

DEBBYの感想・評価

4.5
地元のビデオ屋になかったので購入したが、その価値あり。まず主人公の女の子が、パーフェクトアンニュイ。バプシーも最高。靴下の上からヒール履いちゃうとことか抜け切らないファッションがこれまた良い。あと、男女の初々しさ。けど、当時のドイツがどれほどお洒落だったかこの映画から想像すると興奮する。そして、ドラッグが存在しないドイツのカルチャーシーンはどんなんだったのかな、、、原作も読んでみようではないか。
sickboya

sickboyaの感想・評価

3.8
東と西にドイツが分断されていた時代の映画。西ドイツという響きからは、冷戦を感じますね。

舞台は、70年代中盤の西ベルリン。
あの「トレインスポッティング」よりも先に、あの「トレインスポッティング」よりも生々しくドラッグを描いています。
実在するクリスチーネさんの実録手記に基づいた映画です。

この映画を知ったのは、Thieves Like Usというバンドの''Drugs in My Body''というPVでした。曲名と映画は、まさにぴったりですね。

70年代の西ドイツでは中学生くらいから麻薬に溺れて命を落とす子供が後を絶たなかったようです。そのような状況を示唆する新聞記事が、劇中に幾度となく出てきます。しかも、そのほとんどが10代の中高生。勤勉な国、ドイツ。そして、戦後のヨーロッパ経済を立て直したドイツ。
その事実とは程遠いドイツがこの映画の中にありました。多少、ドイツというとヘビメタ文化やクラブ文化のイメージがありましたが、これは「トレインスポッティング」に出てくるようなチンピラがドラッグをやるのと訳が違いました。
そして、劇中では嘔吐をしながら麻薬を抜くシーンなど、観る人を選ぶ過激なシーンが多々あります。
また、この映画は「トレインスポッティング」のように麻薬の快楽を洒落た感じではなく、とっても暗く描いているシーンによって見ている側も辛くなるのが印象的でした。

スクリーン越しに観た、西ベルリン市内はゴミだらけで落書きだらけ。すごく退廃した世界。そして、夜の西ベルリン市内は街灯が少なくて真っ暗。
そこから、ヨーロッパの空気の冷たさ、冷戦を感じました。

この映画は、ファッションの面から観ても面白いです。Gジャンにデニムのスキニーパンツに白のアディダス。ジャーマンストリートって感じがプンプンします。そして、登場するキッズ達の髪型が面白いですね。くせっ毛をナチュラルに伸ばしてるのもいれば、ジャパニーズヤンキーみたいな髪型の奴も登場します。

そして、この映画の醍醐味は、デヴィッド・ボウイが出演協力をしている点です。当時のボウイのベルリン講演が少しだけ見れちゃいます。''Station To Station''を歌うボウイは、とっても美しいです。クリスチーネを含め、当時の西ドイツのキッズ達はボウイのファンだったみたいですね。そんなクリスチーネは、ヘロインのためにボウイのLPコレクションを泣く泣く売るという悲しいシーンがありました。そして、映画のサントラはボウイのアルバム''Station To Station''からほとんどが選曲されています。ドイツ語版の''Heroes''も劇中で流れます。釣り銭泥棒をして警察から逃げるシーンでこの曲が流れるのですが、とても無邪気で青春を感じる気持ちの良いシーンです。

余談ですが、登場するボウイ(1975年くらいの)は麻薬中毒で荒れていた時期のボウイがモデルなんです(映画は1981年)。そのため、ベルリンに麻薬治療で滞在していたんですね。
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