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クリスチーネ・Fのheronのレビュー・感想・評価

クリスチーネ・F(1981年製作の映画)
3.0
デビッド・ボウイが関わっているということで観賞した。とにかくヘヴィ、めちゃくちゃにヘヴィである。耐え難い時代の空気、ウンザリするような家庭環境の中で少し背伸びしてみたが、いつのまにか立ち上がることもままならなくなっていく少年少女たち。トレインスポッティングではドラッグを使用するたびにイメージ映像が描かれるが、この映画においてそのような描写は一切無い。ただ14歳のクリスチーネが腕に注射器を刺したまま倒れ込むのだ。ボウイのHeroesがこんなにも悲しく聴こえるとは。
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