Maoryu002

エネミー・オブ・アメリカのMaoryu002のレビュー・感想・評価

エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)
3.7
国家安全保障局NSAのレイノルズ(ジョン・ヴォイト)による議員暗殺を撮影したテープが弁護士ディーン(ウィル・スミス)に渡る。証拠隠滅のため、レイノルズはディーンを追い詰めるが、ディーンは元NSAのブリル(ジーン・ハックマン)に協力を仰ぎ、暗殺事件の暴露と窮地からの脱出を試みる。

題材が時代を象徴する内容であり、すべてがなさそうでありそうな内容なのが良かったのか、夢中で最後まで観てしまった。
ハイテクとアナログの組合せや、エンディングのオチなんかも楽しめた。
ただ、ラストが銃撃戦というのは残念!

迫力の逃走シーンやテンポの良さはトニー・スコット監督らしい。トニー・スコット作品では「トップガン」「スパイ・ゲーム」とともに割と好きな映画、というかこの3本くらいしか好きな映画はないかも・・・

改めて観ると脇役が豪華すぎる。いきなり殺される議員が「大統領の陰謀」などのジェイソン・ロバーズだし、マフィアのボスはトム・サイズモア、さらにガブリエル・バーンやジャック・ブラック、スコット・カーンまで出ていたのには驚いた。
Maoryu002

Maoryu002