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エネミー・オブ・アメリカのネットのレビュー・感想・評価

エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)
4.0
2022.10.20 4.0
久々に見るとかなり面白かった。『カンバセーション』のオマージュである盗聴シーン。二人が口論する中で立ったり座ったりひたすら移動を続ける様子と、その音声・映像を捉えるべく複数の録音マン・カメラマンが総指揮から指示を受ける。これって、段取りがなされた演技を録音・撮影する映画撮影現場そのものだ。
深刻なくせに軽妙なの、めっちゃアメリカ映画してて最高。そしてとにかく速い。シーンごとの余韻みたいなものがほとんどない。
ジーン・ハックマン初登場のアップでブチ上がるな。トニスコらしく顔のアップが多いわけだけど、ハックマンの笑顔の破壊力がやばい。
トニスコSFはテクノロジー描写がめちゃくちゃ地味なのが好き。
ウィル・スミスとジーン・ハックマンが盗撮画面を並んで見るシーンは『フレンチ・コネクション』を思い出す。

2017.5.20 3.1
中盤あたりからモロに「カンバセーション…盗聴…」要素ぶっ込んでくるの好き。ラストの銃撃戦は「トゥルーロマンス」に通じる。チャカチャカした編集は苦手だけどまあまあ面白かった。
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